今日のニューウェーブ 第16回
Life’s Too Good / The Sugarcubes
(1988)
ビョークが在籍していたことでも有名な、アイスランド出身のバンド。
(しかも奇声をあげたり、たまにラッパを吹くおじさん)
ニューウェーブと呼ぶには少し時代が後になりますが、透き通るコーラス・エフェクトや少しイカれた世界観はニューウェーブさながら。
この曲のサビでのビョークのシャウトを聴けば、その後世界に与える衝撃も頷けると思います。
歌詞はどう考えても少女性愛の話で、
彼女はポケットにクモを入れていて…
と気持ち悪さと美しさが同居するビョークの世界観はもう出来上がっていたことが分かります。
正直、この曲以外、ビョークを楽しもうと思ったらヘンテコなインストの部分とか、ビョークに割って入ってくるおじさんとか、邪魔で仕方ないと思いますが、彼女を抜きにしてニューウェーブバンドとして見てもすごくかっこいいバンド。