今日のニューウェーブ 第11回
I’d Like To See You Again
/ A Certain Ratio
(1982)
イギリスはマンチェスターのダークなファンクバンド、ア・サーテイン・レイシオの4枚目。
このバンドはジョイ・ディヴィジョンと同時期に伝説のライブハウスであるハシエンダで活動していたということで初期はとても陰鬱。
アルバムを追うごとに洗練され、よりポップで本格派なファンクバンドとへと変貌していきます。
初期のハチャメチャな荒削りファンクがとりだたされることの方が多いのですが、中期のこのアルバムもすごくかっこいいです。
シンセサイザーが多用された、ニューウェーブとファンクのクロスオーバー。
特にZAZEN BOYSが好きな人はかなり親近感を持って聴けると思うのでオススメしたい1枚。