今日のニューウェーブ 第8回
Solid Gold / Gang Of Four
(1981)
カミソリギターの名手、アンディ・ギルを擁するギャング・オブ・フォーのセカンドアルバム。
前作からのブラックミュージックの要素がさらに深化され、よりダークで肉体的なサウンドに。
音の隙間も多く、頭から最後まで異様な緊張感に包まれています。
確か古着屋さんでたまたま流れていて、店員さんに教えてもらったバンド。
僕はこのアルバムを聴いてからずっと、たぶん心のどこかでこのギターの音をずっと出そうとしている気がします。
アンディ・ギルのギターのすごみは、もはや「弾いてる」と言えるのかすら危ういくらい、どこまでも破壊的なところで、1910年代の芸術運動、ダダイスムのような破壊衝動がプンプンします。
「戦争」をテーマにギターを弾いて下さいと言われて、1番生々しく表現できるのはアンディ・ギルなんじゃないか。
サークル時代に川村さんがドラム、杉森さんがベース、僕がギターでコピーした思い出。
水元は当時仲良くなかったので…