今日のニューウェーブ 第1回
Night Time / Killing Joke
(1985)
自分で書いておいてなんですが最近のブログは内容がヘビー過ぎて更新する気が起きなくなりつつあるので、もっとライトにアルバム1枚ずつについて書きたいと思います。
「ニューウェーブ」とは1970年代末〜80年代にイギリスやアメリカで流行したロック音楽の事。
※詳しくは過去の記事「ポストパンク少年の作り方」参照。
僕も杉森さんも大学時代はこの辺りの音楽にどっぷり浸っていただけに、ディスジャパはがっつり影響を受けています。
さて、今日の1枚はキリング・ジョークのナイト・タイムというアルバム。
キリング・ジョークは本当に過小評価されているバンド。
少なくとも日本で知名度は全然ないですし、ロックの歴史でもほぼ語られませんが、この人たちが居なかったらニルヴァーナもマリリン・マンソンもたぶん居なかった。
彼らが偉大なのは何と言ってもニューウェーブのダークで怪しげな世界観に「インダストリアル音楽(工事現場でドンガンドンガンやっているような無機質な音)」を持ち込んだこと。
カート・コバーンがギターにコーラスエフェクト(音が揺れる効果)をかけてギラギラと金属的な音にするのは確実にこの影響下にあります。
どの曲とは言わないのですがNirvanaのCome As You Areそのまんまの曲もこのアルバムの中に。↓↓↓
Nirvanaが結成する1987年から2年も前のアルバム。
はぁかっこいい