バイクまみれ 3日目

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仕事終わりダッシュでバスに駆け込み3回目の教習へ。

トイレでスーツから急いで私服に着替え、まさにホンダ・エルシノアのこの販促広告みたいな感じに。

エルシノアかっこいい…。

 

今日の教官は爽やかなロン毛の兄さんだった。雰囲気はどこかパンク師匠に似ている。

 

最初に免許証を見せ鍵を受け取る時に名前を呼ばれ返事をしたら、顔から想像してた声と違うと驚かれた。

どうやらもっと高い声の人だと思われたらしい。

 

確かに顔より声が低いっていうのはよく言われる。

小学校高学年の時、みんなで昔の合唱コンクールの映像を見ようという会があり、ビデオの中で僕が歌っているのが声変わりする前でクラス全員に大爆笑されたトラウマを思い出した。

 

加えてポルノのハルイチに似てるらしい。

ギタリストという点では鋭い気がする。

 

隣にいた別の教官にサウダージ

と言われて苦笑いしかできなかった。

こういう時どう言うのが正解なんだ…

 

 

今日は軽く走った後ひたすらカーブ、カーブ、スラローム、カーブ、クランク、8の字、カーブ、カーブ、カーブ…

 

曲がると感じるけどやっぱりバイクめちゃくちゃ重い。

重いからちょっとよろけたりするのがすごく怖い。

でも曲がりながらそう思ってビビったら車体が倒れきらず、行きたい方向に曲がりきれなくなって外側にフワーっと膨らんでしまう。

 

何度も繰り返していると教官に曲がりながらブレーキをかけないように言われた。

スピードを落としたい気持ちをぐっとこらえ思い切って同じ速度のままゆっくり曲がりたい方向に体重をかけ、出口付近でアクセルをグッと開くと、バイクが自分で起き上がった。

 

バイクはスピードを上げないと車体が持ち上がらないから、カーブでは特にビビっちゃいけないみたいだ。

体を重力に任せて思い切り倒して、そのまま今度は遠心力に任せて起きる。

単純なようで難しいのは僕がまだバイクも自分も信用できてないからだった。

 

そこで教官の名言。

曲がるようにホンダが作ってるんだから曲がらせればいいだけ。

 

ホンダさんありがとう…。