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ディスジャパ結成まで①

回顧録

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8/3に僕がギターと時々ボーカルを務めるTHIS IS JAPANのnew mini Album    "DISTORTION"が発売されました。

前作は丁度2年前の8月、それからライブにライブを重ね、満を持してリリースした自信作です。

既にタワーレコードHMV、disk union、VILLAGE VANGUARD等に置かせていただいています。ぜひ聴いてみて下さい。

 

祝発売ということで今回はディスジャパ結成の時の話を。

前回の記事から1ヶ月…本当にやり出したことが続かない性格……

今シリーズはテンポよく書きたいです…

 

 

 

 

過去の記事から伝わる通り、僕は高校時代には、少なくとも音楽について気の合う友達が1人もいなかった。

当時読んでいたEYESCREAMという雑誌で特集して欲しい記事の募集があり、Sex Pistols/Public Image Limitedジョン・ライドン、と書いて応募して、その半年後くらいに本当に特集記事が出て大興奮しても、周りにジョン・ライドンを知っている人は1人もいなかったのでその興奮は誰にも話すことができなかったし、TSUTAYAの端で見つけたCDを聴いてこれいいな!と思っても、ニヤニヤしてはまた次のCDを探していた。

その時はそれが当たり前と思っていたけれど、きっと東京に行けば気の合う人がたくさんいるんだろうなと思って、進学は迷わず東京の大学を選んだ。

 

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入学してすぐサークルの勧誘イベントがあり、その期間中に学科の歓迎会もあった。

僕が入ったのは哲学科という変わったところだったので、他に比べて音楽好きは多かったのかもしれない。オリエンテーションで既に見つけていたディープパープル好きで松坂大輔似の大男とご飯を食べていると、向こうから先輩が2人現れた。

その先輩のうちの1人は、ドクターマーチンに膝が丸見えのダメージジーンズ、ラフな白いシャツにタータンチェックのネクタイ、金髪でロン毛と、まるでロックそのものを体現したような格好だった。(ディスジャパのメンバーではないです。)

 

なんかすごいぞと思いながらカートコバーンの話をしていると、明日勧誘のためのライブでジミヘンのコピーをするから見に来て欲しいという。

今思うとジミヘン好きなパンク師匠のお導きだったかもしれないが、その時はそんな事も気付かずにウキウキしながら翌日、松坂大輔と教えてもらった教室へと向かった。

 

華奢な僕を全く知らないジャンルに是が非でも勧誘しようとするムキムキの先輩達を掻き分けて階段をのぼり、小さな教室に入ると、時間を間違えたからか例のロックな先輩がGO!GO!7188のサンダーガールのギターソロを熱奏していた。

その先輩には後からジミヘンの時間に来なかったことをすごく咎められた。

 

ライブが終わった後、毎年恒例という花見に誘われ、先輩たちと話していると、どこからともなく泥酔したかなり年上のOBの人がやってきた。

「君はどんなバンドが好きなんだい?」そう訊かれてどう答えようかかなり迷った末に、僕は知らないと言われる不安を抑えてPublic Image Limitedですと答えた。

すると、

「高校生でPILを聴いてるなんて頭おかしいね。」

と言ってくれた。

頭おかしいはその時の僕には最高の褒め言葉だった。そのOBの先輩とはたった一言しか交わさなかったけれど、なぜか言いようのない安心感でいっぱいになった。

 

それから、他の軽音系のサークルすら見に行かずそのサークルに入る事を決めて、まだ入ってもいないのに翌日の勧誘ライブ2日目から、卒業するまで、全部のイベントに参加する事になる。

2009年の出来事。

 

長いので次回に続く…